親父との人間関係

先週末は稲こきを手伝おうと思って実家に帰ってきました。帰ってはみたものの、ここ数日は晴天に恵まれなかったために籾が十分に乾いておらず、結局は稲こきはできませんでした。

その代わりに、去年の稲わらで稲こきの時に使う「すげ」を準備したり、草取りや野菜の収穫をしたり、出荷用に枝豆の実をもぎ取ったりしてきました。

そんな手作業をしながら親父の昔話と少しだけ聴いてきました。

僕が子どもの頃は、厳しい親父であり、いつも怒ってばかりという印象を抱いていました。

その頃は親父の昔話を聴くことはありませんでした。

それが、そういう話を聴いてみようと思ったことからも、親父と僕の人間関係が昔に比べて変わったんでしょう。

親父が歳を取り、僕も歳を取ったこともありますが、ここ数年のコーチングやリーダーシップを学ぶ中で得たことが大きい気がします。

人間観が変わったり、人のことを受け入れる器が大きくなったり、人に対する思い込みが減ったり、相手が大切にしていることへ好奇心を向けたりすることなどなど。

たまたま聴いてみたのが、農業が好きかどうかとか、子どもの頃になりたかった職業とか。

「子どもの頃はそうしたことを考えたこともなかった。農業をやっているのは宿命だな。」と言っていました。

親父は昭和一桁に生まれ。子どもの頃に終戦を迎えた世代です。

親父の母、僕にとっての祖母は、親父が高校を卒業する頃に亡くなったとも聞きました。

高校を卒業すると当然のごとく家に入り、まだ小さかった弟の面倒を見ながら祖父と共に農業をしてきた人、家を支えてきた人です。

農業以外のことでも自分の力を発揮したかったのかもしれません。

地域にも貢献し、祖父と共に田畑の区画整備・土地改良に関わったり、保育園や小学校のPTA活動にも多くの時間を費やしたりと、今でいうリーダーシップを発揮してきたんでしょうね。

子育てにおいては「教育」が大事だと強く思っていたようで、僕を含め6人の子供を高校まで卒業させたり、大学まで行かせたり、とても頑張ってきたんでしょうね。

父母共に歳を重ね、歳相応の体調にもなってきています。

これまで、時代とともに生活し、時には無理をしながら6人の子供を育ててきた立派な父親、母親です。

老後は、無理をせず、幸せに暮らしてほしいなと願うばかりです。

コメントを残す