人生の悩みの多くは人間関係 【初回無料相談受付中】

アドラー心理学では人生のすべての悩みは対人関係上の悩みと言っています。アドラー心理学が全てというわけではありませんが、人間関係と関連する悩みを抱え、相談する人を探している人は多いですよね。

例えば、

・頑張ってきた仕事で昇進してマネージャーになった。これまでの仕事では、1プレイヤーとして現場で仕事をしていればよく、実際にたくさん実績を積んできた。ところがマネージャーになると上司・部下との間で慣れないマネジメントに苦労している。上司や部下とどんな人間関係をどうやって築いていったらいいのかを相談したい。

・自分のキャリアアップのために転職を考えているが、今の職場でこれまでお世話になった人たちとの人間関係を考えるとどうするのがいいのかを決められない。あるいは転職した先でどんな人たちと人間関係を築き直すのかが心配だ。いまの職場で頑張るのがいいのか、転職するのがいいのか、自分だけで考えていても堂々巡りなので誰かに相談したい。

・自分が起こした事業が不振にある。これまで頑張ってきたおかげで周囲にも知られるようになり、お客様も徐々に増えつつある気もする。このまま続けるのがいいのか、思い切って事業を転換した方がいいのか。周りからどう見られるか、お客様との関係をどうするかなど、人間関係を思うと悩ましく、誰かに相談したくなる。

・経済的に厳しい状況にあり、なんとかお金を借りたい。仕事関係や住宅ローン、教育資金、不慮のアクシデント、健康問題など、理由はいろいろあるにしろ、お金を借りることで相手からどう見られるかとか、相手との人間関係が変わってしまうかもしれないのは悩ましい。でも人間関係を大事にしていると自分の厳しい状況をどう乗り越えればいいのかが見えないまま。どうやって乗り越えたらいいのか相談したい。

・好きな相手と結婚したのはいいけれど、結婚生活のこまごましたところで相手と意見が分かれたり、義理の父母との関係に苦労したりしている。結婚相手や義理の父母との人間関係の悩みは尽きず、理想の家庭は遠く感じる。この状況をどうしていくのがいいのか、一人で抱えているのはしんどいので、誰かに相談したい。

などなど、一人で抱えていてもなかなか解決せず、誰かに相談した方が良いと思える人間関係に関する悩みはたくさんありますね。

今回は、そんな人間関係と関連する悩みにどう対処するのがいいのかを掘り下げていきます。

この記事をご覧になったり、相談したりすることで、あなたの人間関係に関する悩みが改善することを願ってやみません。

1.人間関係に関する悩みを生み出しているのは何だろう?

人間関係に関する悩みを生み出している理由は、人それぞれに違いますから、本人にしかわからないことが多くあります。

ここでは一般的な話として、3つの主な傾向をご紹介します。

(1)自分が大切にしていること、価値観や願いと一致しない状況にある。

例えば、あなたが「仕事は成長の機会。常にベストを尽くさなければならない」という考え方や「みんなが一生懸命働く職場を創りたい」という願いを大切にしているとします。そうしたときに目の前に、仕事に対する熱意をあなたほどは持っていない部下がいるとします。あなたはそのときに何を思うでしょうか?

その部下に多少なりとも不満や怒りのようなものを感じる人も多いでしょう。

そうした些細な不満や怒りを持っていると、あなたにはその部下の熱意がないと感じられる言動ばかりが目に入ってきます。そしてあなたの中のその部下への不満や怒りは徐々に大きくなり、その部下との人間関係を悩みあるものにしてしまいます。

これはあくまでも一例にすぎませんが、自分が大切にしていること、価値観や願いと一致しない状況にあると、徐々にあなたと周りとの人間関係は悩みあるものになっていくことがあります。

(2)悩ましい見方にはまって周りを見ている。

人間だれしも、何かしらの見方にはまって周りを見ていることが起こりがちです。そして、それが物事の見方の一つに過ぎないことに気づかず、それだけが真実だと思ってしまいます。

例えば、あなたが自分の上司の動きは遅いと見ているとします。あなたの目にはその上司は動きが遅いのは疑いようのない真実でしょう。

きっとあなたは、それでもあの手この手でその上司を動かそうと取り組まれてきたはずです。そして、きっとそうした取り組みは徒労に終わり、あなたの目にはその上司は動きの遅い人と映ったままであり、ますますそれが真実に見えるでしょう。

そして、それを誰かに相談してみたとします。「そんなことはないよ。あの人はやり手だよ。きっと大丈夫だと思うよ」とあなたの考えとは正反対のことを言われたらどうでしょう。

表面上の気休めとしか思えず、真実として受け取れないという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。これは、あなたがある一つの見方をする箱にはまってしまい、それ以外の見方を受け入れられないでいるのかもしれません。

これが特定の見方にはまっている状態です。自分の見方以外にはなかなか気づかず、受け入れられなくなってしまいます。

こうした見方は厄介なもので、あなたの成長を妨げたり、力を奪っていったりします。こうした見方を持ち続けたままその相手と関わっていくとその相手との人間関係はどうなっていくでしょうか。多くの場合、自分の見方から始まったものの、相手のせいでストレスを感じるような悩ましい人間関係になっていきます。

(3)自分の感情を無視し、今この瞬間から目をそらしている。

あなたは感情をどのようなものとしてとらえているのでしょう?

私たち現代人は、よく自分の感情を抑え込み、冷静でいる、大人として振る舞うことをよしとする風潮があります。

これは本当に正しいことでしょうか?

例えば、理不尽な要求を重ねてくるお客様がいたとします。あなたはそうしたお客様でもお客様であることには変わりがなく、冷静な対応を取ろうと頑張り続けたとします。自分が我慢すれば会社のためになる、上司も部下も喜んでくれると信じて。怒りや悔しさを誰にも見せずに。

こうした姿勢は、あなたの中の他者を尊重したり、思い遣ったりする素晴らしい価値観の表れでもあります。

この姿勢を否定するつもりは全くありません。一方で、それがずっと続いていけばどのようなことが起きるでしょうか?

推測にしかすぎませんが、プレッシャーやストレスはあなたの身体と心に負担をかけていくでしょう。ひょっとしたら、周りからは全然平気なのだろうと思われ、同様の対応に気を遣うお客様を任されるかもしれません。それは更なるプレッシャーとストレスとあなたにもたらします。

これらは、あなたが今この瞬間に感じている感情をまるで無いもののように無視していることから起こることです。

人生は今この瞬間しかありません。あなたは今この瞬間を生きています。その今このときに湧き上がる感情をないものとして抑え込むことはとてもあなたを疲れさせます。それは知らず知らずにあなたの力を奪い、あなたが本来望んでいることをする力も削がれてしまいます。

次第に自分自身の元気がなくなったり、ミスが多くなったり、相手に対する敵対心が強くなったり、サポートが足りないと周りを責める気持ちが高まったりして、周囲との関係を悪化させていきます。

以上の3つの傾向は、仕事の中だけのことではなく家庭や地域社会、友人・知人との人間関係の中でも起きがちなことです。自分だけで抱え込まず、信頼できる方に相談して適切に対応した方がいいですよね。

2.人間関係を良くするために相手とつながり、協力していくことを妨げているものは何だろう?

人間関係は一方的なものではありません。相手がいることなので、あなたが人間関係で悩んでいれば、相手もその人間関係で悩んでいるかもしれません。

お互いにお互いの人間関係で悩んでいるのであれば、一緒に解決していくのが一番なのでしょうが、実際にはそう簡単にはいきません。

相手がどう対応するかはわかりませんからね。

一方で、相手がどうのこうのではなく、あなたがどうするかはあなた自身が決められます。あなたから相手とつながり、相手の協力を得ながらお互いの人間関係を良くしていこうとするのかどうかはあなたが決められます。

それでも、なかなか自分から相手との人間関係を良くするために動きだせないことも良くありますよね。こうしたとき、あなたが人間関係を良くしていくことを妨げているのは何でしょうか?

よくある傾向が、あなたが一種の思い込みをもって他人を見ているということ。そして、その思い込みにもいくつかの種類があります。

よくある役に立たない思い込みは、このようなものです。
(1)自分は特別であり、他人よりも優先される。
(2)自分は悪くないのに被害を受けており、周りから助けてもらって当然である。
(3)自分には欠点があり、うまくいかなくても仕方ない。

これらの思い込みは、良好な人間関係を築くことを妨げることが多いようです。

3.人間関係を改善するための対策は?

(1)自分の見方に気づく。

まずは、自分がどのような思い込みや見方の傾向に気づくことが大切です。それらに気づけば、自然とその思い込みや味方の傾向から抜け出せることが多くあります。

思い込みや見方の傾向に気づくための方法はいくつもあります。自分が相手をどう思っているかを誰かに話してみたり、書き出してみたりする。他の人の声に耳を傾けてみる。評価判断を脇に置いて、ただ相手を観察してみる。など。

(2)相手の言動をいったん受け止める。

これは相手の言動に賛同するということではありません。相手の言動を評価判断することなく、一つの考え方や立場として認めるということです。

あなたの考え方や立場と同じことも多いでしょうが、どちらが正しいと競い合うのではなく、それぞれの考え方や立場を尊重します。

「おうむ返し」、「バックトラッキング」などと言われているように、相手が言ったことを繰り返して相手に伝え返すことも相手の言動を受け止めることに効果的です。

こうすることにより相手との信頼関係や共感が生まれやすくなり、人間関係の改善にもつながります。

(3)Iメッセージで話す。

誰かを相手に話をするときの話し方に、IメッセージとYouメッセージとがあります。

Iメッセージというのは、「私は○○と思う」、「私は○○と感じている」などのように「私(I)」を主語にした話し方です。

これに対してYouメッセージというのは、「あなたは○○だね」、「あなたは○○した方がいい」などのように「あなた(You)」を主語にした話し方です。

Youメッセージは相手のことを話していますが、それはあなたの見方や考え方をもとにした推測です。一方でIメッセージは、自分のことを、自分の言葉で、自分の責任で話しているので、まぎれもない事実です。

一般的には、Iメッセージで伝えた方が、相手にとって受け止めやすくなります。そうして相手に受け止めてもらえれば、あなたも相手を受け止めやすくなります。

そうしたことの積み重ねが、お互いの人間関係を改善していくことにつながります。

(4)相手の願いや大切にしていることに聴き耳を立てる。

相手の言動には、相手も意識していない願いや大切にしていること、価値観を反映したものであることがあります。

それらを知ることは、相手の言動を理解したり、受け止めたりすることに大いに役に立ちます。

また、そうした願いや大切にしていることを知ってもらうことは、相手にとっては喜びでもあります。

相手の言動の背後にある願いや大切にしていることに好奇心を持ち、知ろうとすることはその人との人間関係の改善に大いに役立つでしょう。

(5)人間関係を悪化させる毒素のあるコミュニケーションを減らす。

アメリカの心理学者であり、夫婦関係や結婚生活の安定性を研究されているジョン・ゴットマン博士によると、4つの毒素を含むコミュニケーションは人間関係を著しく悪化させるそうです。

その4つの毒素とは、「非難」、「侮辱」、「防御」、「無視/逃避」です。

  • 非難 ・・・ 相手を責めたり、批判したりするコミュニケーション。
  • 侮辱 ・・・ 相手の人間性を損ねたり、嫌悪感を見下しをあらわにしたりするコミュニケーション。
  • 防御 ・・・ 自分の非を認めず、言い訳に終始したり、責任転嫁したりするコミュニケーション。
  • 無視/逃避 ・・・ コミュニケーション自体を取ろうとしないこと。

人間だれしもこうした4つの毒素を含んだコミュニケーションを行ってしまうことはありますが、それらを少なくすること、そうしたコミュニケーションをしていることに気づくことは、人間関係を改善する上でとても大切です。

(6)人間関係を改善する肯定的なコミュニケーションを増やす。

直前に書いた人間関係を悪化させる毒素あるコミュニケーションとは反対に、肯定的なコミュニケーションを日常的に増やしていくことは、人間関係を改善していく上でとても大切です。

ここで言っている肯定的なコミュニケーションとは、日常の挨拶とか、してもらったことに御礼を伝えるとか、そうした自然なことで十分です。

こうした日常的な肯定的なコミュニケーションは、相手との人間関係の貯金となり、何かの拍子にちょっとした毒素あるコミュニケーションをしてしまったとしてもそれを中和し、人間関係を良好に保ってくれるでしょう。

(7)感謝の気持ちで接する。

感謝の気持ちを持つことはとてもパワフルなことです。たとえ厳しい状況にあるとしても何かに感謝する気持ちはあなたに大きな力を与えてくれます。

それはあなたが嫌いな人、苦手な人に対しても同じです。その人がいたことでああなたは何かしらの気づきや学び、成長の機会を得ています。そうしたことに意識を向け、あなたが相手に対して感謝の気持ちを持つことは相手との人間関係を変えてくれるでしょう。

人生の中で起こることは、気づきや学び、成長の機会にあふれています。人生が与えてくれたそうした恵みに感謝することは、あなたを一回りも二回りも大きくさせてくれるとともに、人間関係を改善することにおいても大いに役立つでしょう。

4.コーチングの可能性

人間関係を改善していくにあたり、コーチングを受けることが大きな力になることがあります。

コーチングでは、コーチはクライアントのお話に深く耳を傾けます。そして、認知や励まし、反映、質問などによってあなたの中の答えや変化を引き出します。

コーチはあなたを分析したり、指導したりするのではありません。あなたの可能性を信じ、自分らしさ、自分らしい人生の実現をサポートします。

そうした、コーチングによってあなたはこうした効果を得ていくでしょう。

(1)本当に願う人間関係の実現に向かう。

今ある人間関係に何かしらの悩みを抱えている場合、本当はこんな人間関係だったらいいのにという願いがあなたの奥底にあります。

あなたが本当に願っていることに深く触れると、それらはあなたに大きな力を与えてくれます。悩みを人に話して一時的にスッキリするといったものではなく、あなたの内側にある源からくる豊かな力です。

それらは今までと違った考えや行動をもたらし、本当に願う人間関係に向かって進めていく可能性があります。

(2)どのような人間関係を築くかを自分で主体的に選択する。

あなたが人間関係に悩みを抱えているとしたら、それは知らず知らずのうちに、人を悩ませる物事の見方にあなた自身が囚われ続けているのかもしれません。

そして、それはなかなか自分自身では気づけません。気づいていたらそこに囚われ続けてはいないでしょう。

囚われ続けている物事の見方がないか、あるいはあなたを力づける物事の見方がないかに気づくためには第三者の視点は大いに役立ちます。

物事にはいろいろな側面があり、どの側面に焦点を当てるかはあなたが選ぶ物事の見方によります。

コーチングを受けながら、あなたを力づけてくれるものごとの見方を自分自身で主体的に選択することは、あなたが願う人間関係を実現する可能性を高めていくことになります。

(3)いまの人間関係の中で感じていることを、人間関係を変える力にする。

感情は人間が生まれながらに持っている当然のもの。しかし、私たちは歳を重ねていく中で、次第に感情を抑え込むようになっていきます。まるで感情が悪者であるかのように。

感情的になることは悪いこと、感情的な側面を見せるのは弱いこと。こうしたことが当然のことであり、それを知らないうちに教え込まれています。

本当にそうなのでしょうか?

感情は人間が生まれ持って備えている貴重なものです。感情が湧き上がってくることは自然なことであり、それを抑え込むことは大きな労力を費やすことになります。

それよりも湧き上がってきた感情をしっかりと受け止めて自分のものとし、抑え込むことに労力を費やすのではなく、望んでいることの実現に向けたエネルギーにしていける可能性があります。

5.まとめ

日常の悩み、人生の大事な局面で向き合う悩みは人間関係と密接に関係します。

あなたの願いや価値観とは異なる人間関係、何かしらの物事の見方に囚われながら見ている人間関係、向き合いたくない感情を生み出す人間関係は悩ましいものです。

ここでは、そうした人間関係を改善していくためのいくつかの考え方を紹介しました。

何よりも一番大事なことは、あなた自身が人間関係をあきらめず、相手と良い関係を築こうと意図し続けることです。

必ずしも順調にいくとは限りませんが、一人で頑張り続けるのではなく、誰かに相談したり、周囲とのつながりを生かしたりしてあなたが望む人間関係を実現していってください。

私が専門にしているコーチングもきっとあなたの役に立つと思います。初回のご相談は無料ですので、もしご興味があればお試しください。

より良い人間関係に包まれますように。

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