科学でも求められるリーダーシップ教育 ~ 母校の将来展望ワークショップに参加して

10月17日に母校の大阪大学理学部を久しぶりに訪れ、OG・OBの一員として卒業後のキャリアについて考えるワークショップに参加してきました。

これは、知的能動性をはぐくむ理学教育プログラムの一環として、学部生・大学院生に卒業後の進路について考える機会として企画されたものでした。

2015年10月17日 大阪大学将来展望ワークショップ

6人のOG・OBが行う20分ずつの講演と、フリーディスカッション、交流会からなるこのワークショップ。研究者、高校教師、システムエンジニアに交じって話してきました。

僕の話は「自分の人生を生きることと世界への講演」と題して、自分に対するリーダーシップを発揮して自分の人生を歩むこと、自分らしく世界に貢献していってほしいとの思いを伝えてきました。

このご依頼を頂いたのは4ヶ月ほど前のこと。

僕はその頃、コーチングで人が自分らしく生きていくことに関わる中、また自分自身が世界にどう貢献していくかを考えている中で、世界の未来を創っていく科学者の方々にもコーチングを受けてほしいなと思い始めていました。科学者の方々が、充実感を持って日々研究に励まれれば、きっと研究成果も素晴らしいものになるはず。それが活かされる世界もきっと良くなる。そんな期待があります。

そう思って大学で教育・研究にたずさわっている学生時代からの親友に相談してみたところ、「ちょうどこんな企画があって参加するOG・OBを探しているよ」と言われ、すぐさま手を挙げました。そうしたところ、ありがたくゲストスピーカーとして選んでいただけました。

まずは、卒業後の進路を考えている学部生・大学院生の参考になればと思い、僕自身のライフチャートを紹介しつつ自分の人生を振り返ってきました。

ライフ・チャート

高校時代、大学時代、卒業後の人生の喜怒哀楽、コーチングをしながらの喜びをそのまんま語ってきました。聴いていた方々にはしっかりと受け止めてもらえたかなと思います。

特に反応があったのが、コーチングという仕事を紹介したとき。

・クライアントの人生の目的の探求、自己実現や組織理念の実現をサポートする
・クライアントとコーチの対等な協働関係のもとに対話やワークを重ねていく
・クライアントが持つ答え、内側の源から湧き出てくる意欲、行動を引き出す仕事
・リーダーシップ開発に役立つ
・意識改革に役立つ

といったところを話していたら、リーダーシップに関する質問が複数の人から出てきました。

僕は、その人らしさを活かしたリーダーシップ・スタイルを見つけていくことや、そのリーダーシップスタイルの幅を広げていくことについて自分の考えを簡単に述べてきました。また。他のゲストスピーカーからもその人のリーダーシップについての持論も紹介されました。

交流会等で更に話を聞いていくと、科学研究も人的ネットワークを活かしたり、チームを組んで研究を活かしていくことの重要性が大きいそうで、リーダーシップ教育が必須になってきているそうです。

確かに、科学技術は人類共通の財産であり、時代が求める知はときと共に変わっていきます。研究は多岐にわたり、複雑性も増しているでしょう。そうなると一人で研究するのではなく知のネットワークを形成し、それを活かして研究することがますます重要ですよね。

高い知見とそれぞれの持論を大切にされている科学者同士が集まるのですから、そこで必要なリーダーシップ・スタイルも様々でしょう。科学技術の世界以外でもリーダーシップ教育が求められているのと同様に、科学技術の世界でもリーダーシップ教育の必要性も感じられます。

誰の中にもあるリーダーシップ。様々なリーダーシップスタイルが一人ひとりの中に眠っています。それを呼び覚ましていくのが僕だからこその世界への貢献です。

僕はコーチングで科学者の自己実現やリーダーシップ発揮に関わっていきたい。改めてそう思った時間でした。

コメントを残す