雲の向こうは、いつも青空。

ルイーザ・メイ・オルコットさんという米国の女性作家の言葉です。

原文は、There is always light behind the clouds.

雲の向こうは、いつも青空。
photo by Stefan Eissing
人の心は空の天気のように様々な表情を持っています。気持ちの良い晴天のときもあれば、暗く分厚い雲が広がった天気のときもあるでしょう。

仕事が順調に進み、業績を伸ばし、周りからも評価されているときのような晴れた気分のときもあります。

不測の事態に巻き込まれたり、ミスが起きたり、仕事と家庭との間でもどかしさを感じるような曇った気分のときもあります。

任されている仕事、置かれている立場・役割、職場の状況、家庭の事情、人間関係等、あなたの心の中を曇らせる状況はいくつもあります。

出口の見えないトラブルのさなかにあったり、先の見えない厳しい状況が長い間続き、目の前には雲しかない。そうとしか思えない人もいるでしょう。

それでも大丈夫。

「雲の向こうは、いつも青空」。雲の向こうにはいつも青い空が広がっています。止まない雨はありません。明けない夜もありません。

天気のように自分の力では変えられない状況でも、その先にいつも広がっている青空は希望を抱かせてくれます。希望は、勇気と知恵と力を与えてくれます。

状況は必ず良くなります。可能性は必ずあります。

そんなことを教えてくれる「雲の向こうは、いつも青空」。少しその背景をご案内いたします。

ルイーザ・メイ・オルコットの生涯

米国の女性作家であるルイーザ・メイ・オルコットは、1832年にペンシルバニア州ジャーマンタウンで、4人姉妹の次女として生まれる。父の名はエイモス・ブロンソン・オルコット、母の名はアビー・メイ・オルコットという。

父ブロンソンは教育者・哲学者であるが、理想主義者ともいわれ、教育・哲学に関する様々な取り組みを行いました。ボストンでテンプル・スクールを開校したり、ハーヴァードの丘陵地にフルートランズという名の複数家族による共同体を造ったりと。ただいずれもなかなか上手くいかず、ルイーザはかなり貧しい幼少期を過ごしました。父の方針もあり、禁欲的な生活を教え込まれた時期でもありました。

母アビーは、経済力のない夫を支えながら家庭を守った強い女性でした。それだけでなく、社会福祉に目を向けたり、政治に大いに関心を抱いて奴隷制度に反対したりもしていました。

貧しい家庭でしたが4人の姉妹は若草物語の一家のように明るく暮らしていました。何度も何度も引っ越しを重ねていましたが、ルイーザは多くの時間を文学の町コンコードで過ごしました。

貧しい家計を助けるためにルイーザは早くから働き、針仕事をしたり、新聞や雑誌に寄稿したり、家庭教師をしたりして収入を得ていました。18歳の頃には学校で教えていました。

最初の物語を書いたのは16歳の頃。以来、生涯を通じて200を超える作品を残しています。

代表作「若草物語」の第一部を書き始めたのは1868年、35歳の頃。この若草物語の成功により経済的には楽になりました。

南北戦争中の1862年、30歳の頃には自ら志願して看護婦となり、北軍の病院で負傷兵の看護にあたる。6週間ほど従事していたが、病気に罹り、帰郷しました。

それ以降も健康面では問題を抱えていました。家族の生活を支えようとして頑張り続けたために、肉体的・精神的な過労により様々な病気に苦しめられていました。

それでもルイーザは、両親の面倒を見たり、娘を出産した後に亡くなった妹に代わってその娘を育てたりと一家の大黒柱であり続けました。特に母親への愛情はルイーザの日記によく表れています。

ルイーザが大事にしていた家族ですが、45歳の時に母アビーが、47歳の時に妹メイが、55歳の時に父ブロンソンが亡くなります。

そして、父が亡くなった2日後に、ルイーザ自身も55年の生涯を終えます。

終わりに

雲の向こうは、いつも青空
photo by Richard Walker
様々な困難を乗り越えて生きていたルイーザ・メイ・オルコット。きっとその胸にはいつも「雲の向こうは、いつも青空」という言葉を抱いていたのでしょう。

また、いろいろな困難な状況にあっても、最愛の家族のためにというような心の支えとなるようなものがあったのかもしれません。そのような心の支えがあったからこそ、困難に耐え、その先にある希望を胸に生きていたのでしょう。

いま、この「雲の向こうは、いつも青空」というフレーズを読んでいるあなたは、どんな状況におかれているのでしょうか?

仕事や家庭において困難な状況に直面しているのであれば、「過去と他人は変えられない。変えられるのは今ここに在る自分だけ。」、「不満の背後には夢がある。」といった考えと、コーチングがお役に立つでしょう。

過去と他人は変えられない。変えられるのは今ここに在る自分だけ。

過去と他人は変えられない。これは、曇り空を変えることができないのと同じですね。変えられないことを変えようとするのは、曇り空をあなたの力で青空にしようとするようなものです。

今日の天気が曇り空であれば、この天気の下でできることをするしかありません。現状を受け入れるということですね。

では何ができるのか?

変えられるのは、今ここに在る自分だけです。自分自身の行動、自分自身の考え方、自分自身の心の持ちようや意識を変えていくことですね。

物事の見方が変わるだけで、自分自身にできることは増えてきます。そして、いくつかのできることの中から自分で主体的に決めていくことは、喜びを感じさせてくれるものでもあります。これはあなた自身の意識が変われば可能なことです。

不満の背後には夢がある。

気分が曇り空だったり、厳しい状況におかれているとき、それを受け入れ、その背後に隠れているものに自分一人だけで目を向けることは難しいかもしれませんが、そこにはあなたの夢が隠れています。

それは、本当はこうしたい!という夢や、こうだったらいいなと思い描いている世界です。その青空に気づき、その夢や思い描く世界をリアルに感じることは、あなたの意識が変わり、本来の知恵や力を呼び覚まし、可能性を広げてくことになります。

コーチングの可能性

コーチングは、曇っているあなたの心を軽くし、心の奥に眠る青空に気づき、そこに向かう助けになる可能性があります。

いまの状況を一人で抱えるのではなく、話を聴くプロであり、守秘義務を守る職業倫理を持ったコーチに話してみてください。しっかりと話を聴いてもらうだけであなたの気持ちは楽になります。ときにコーチは、あなたが頭や気持ち・感情の整理をつけて気持ちが軽くなるように、聴くだけではなく積極的に関わることもあります。

そして、気持ちが楽になると、心の奥にある自分自身の夢や願い、力を与えてくれる自分の大切な価値観に気づきやすくなります。コーチングでは、心の奥にある夢や願い、価値観に聴き耳を立てています。そして、あなた自身がそれらに気づきやすくなるように接します。

そして、意識や心の持ちようを変え、考え方や行動を変えていくと状況は変わっていきます。

私は、コーアクティブ・コーチとしてあなたの可能性を信じています。あなたが今の状況を乗り越え、本当に望む変化や未来へ向かって歩み出すようお役に立ちたいと思います。

初回の相談は無料です。雲の向こうにある青空に気づき、そこに向かうためにも、あなたのお話をお聴かせください。


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